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キンドルがキテイル

今回は、電子書籍についてのお話。と言っても、電子書籍のすばらしさとかそういう話ではありません。

と、その前に、前回のブログ、こんなことを言うと非常に申し訳ないのですが、実は「肩慣らし感覚で書き飛ばした」ブログでした。しかし、それでもやはり、頭の中にあることを書くというのは非常に重要で、書いた結果、電子書籍に関するあることがひらめいたのです。今回はそんなお話です。

電子書籍が世に出てからかなりの時間が経ちました。しかし、いまひとつ世間に浸透したという感覚が持てないでいる人は多いのではないでしょうか。当然ながら私もその一人です。そして、私の浸透していない実感の目安は、友人・知人の中で持っている人がほとんどいないというもの。私個人の周りでは正直言って皆無です。

さて、ここからが本題です。それでも私はこう思うのです。「電子書籍の、具体的に言うと、キンドルの夜明けは近い」と。そこで出てくるのが前回のブログです(「レッドブル・ビフォーアフター」)。

前回のブログで、私はレッドブルがいかに日本に浸透していったのかを書きました。そして、そこに到るまでに、レッドブルは数年単位でCMを打ち続けていたことを書きました。
そして、その努力の結果、ある日突然、雑誌の中でモデルが「レッドブルは必需品」と言いだし、さらにはコンビニに並ぶようになった。その結果、私自身もレッドブルを飲むようになり、ついには映画のワンシーンにも登場するようになった。

そうです。キンドル本体自体は数年前に発売され、アメリカではそれなりに普及をしました。そして、さらなる市場を求めて日本で、キンドルよりも価格の安い「キンドルファイヤ」が発売され、CM放送が始まりました。

私の知る限り、初めのCMは商品イメージを伝えるためのCMだったと思います。それが、先月頃から始まったCMは、街頭で一般の人々に「キンドルファイヤ」を操作してもらい、感想を述べてもらうという「ライフネット生命方式」に変化してきました。

これは少しばかりですが、キンドル側が本気を出してきたということです。

このシリーズでも、まだすぐにキンドルは売れないでしょう。しかし、ここからさらにシリーズを重ね、3年後、あるいは5年後には…

「キンドルは外出するときの必需品です」

と雑誌でモデルが言い出す日が来そうな予感がしています。そうなれば、あとは雪崩を打つようにキンドルは売れ始めるでしょう。

今はまだ、種まきの時期です。なんせキンドルの販売元であるアマゾンは、およそ10年ほど赤字経営を続けてもあきらめず、コンテンツを増やし、商品の倉庫を増やし、流通を整備し続け、今の圧倒的売上を成し遂げた会社です。当然ながら、現状は織り込み済みでしょう。

今後、どんな新CMが登場するか、しばらくは楽しみたいと思っています。しかし、キンドルの歯車は、もう回り始めています。あとは、世の中と歯車が噛みあうのを待つだけです。ゆえに、こう断言できるのです。


キンドルの夜明けは近い


まあでも、できることなら、夜明け前に購入し、
「え?キンドル?持ってるよ。便利かって?当たり前じゃん。まだ持ってなかったの?遅れてる~」
とかって言いいたい…









とは思いませんけどね。


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